もくじ
東京でどこで鰻を食べようかとお悩みの方へ。
東京で鰻料理屋を探してみると結構あります。私も、「どこがいいかな?」と悩みました。今回は、ふっくらとした柔らかい鰻を食べたい!と思っていたので、関東風で探していました。
色々と調べているとやっぱり伝統ある味を食べたいなと感じました。
そんな時に目に飛び込んできたのが、創業200年の老舗「前川」さん。東京で200年の歴史!ということで、「前川」さんに行ってみることにしました。
お店の情報
店舗
東京には数店舗あります。
- 本店
- 新丸ビル店
- 東京スカイツリータウンソラマチ店
アクセス
今回は、新丸ビルにある前川 新丸ビル店に伺いました。
- 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング5F。
- JR「東京駅」から徒歩2分、地下鉄丸の内線「東京駅」から徒歩1分の所です。
営業時間・定休日
営業時間:
- ランチタイム 11:00~15:30(ラストオーダー 14:45)
- ディナータイム(平日) 17:00~23:00(ラストオーダー 21:30)
- ディナータイム(日曜・祝日) 17:00~22:00(LO21:00)
定休日:
年中無休
電話番号
03-3211-7017
お店の外観
東京駅すぐ近くの新丸の内ビルディングの5Fのレストラン街の一角にあります。老舗とはいえ、新丸ビルの中にあるので、店構えはモダンな感じですね。高級感を感じて少しテンションが上がりました。
店内の様子
店内はこのような感じです。
並び席↓
テーブル席↓
和と洋が融合された、スペースが確保されてゆったりした気分を味わう事ができる空間です。個室の畳の匂いでしょうか、店内はほんのり井草の匂いが漂っていて和を感じる事ができるのもまた雰囲気があって良かったです。
「前川」レポート
土用の丑の日も視野に入ってきていましたので予約してから伺いました。12時30分に予約を入れて伺うと、数組食べ終わった感じでいらっしゃいました。
メニュー
お店のエントランスにもメニューが掲載されてあります。テーブルで渡していただけるメニューはこちらです。
メニューの違い
「うな丼」、「うな重」、「うな重上」、「うな重特上」と種類があります。違いをお伺いしたところ、違いはうなぎの大きさという事です。
- うな丼・・・うなぎの大きさ小
- うな重・・・うなぎの大きさ中
- うな重上・・・うなぎの大きさ大
- うな重特上・・・うなぎの大きさ中の1.5倍
のイメージとのことです。
前川さんでは、普通のうな丼とうな重は国産うなぎで、他に「うなぎ坂東太郎」という天然うなぎに近い養殖のうなぎも用意されています。
日本三大河川の一つ利根川は「板東太郎」という別名を持っています。
今では天然うなぎを見かけることはほとんどありませんが、その昔、利根川下流の天然うなぎは日本一といわれる程高評価でした。「うなぎ板東太郎」は、その利根川下流の天然うなぎの味わいに限りなく近づけた養殖うなぎの事をいいます。
うなぎ坂東太郎は、ふんわりとした柔らかい身と、すっきしりた脂で、天然のうなぎの味に近い旨みを実現したうなぎといわれています。
訪問する前に、うなぎ坂東太郎について調べていませんでしたので、後で知りました・・・
私のオーダー
大きさを比べてみたかったので、
- うな丼
- うな重
と、
- うまき
をオーダーしました。
うまき
まずはうまきです。
湯気と共に、うまきが出てきました。
卵部分の味付けは、甘味とダシの味の両方を感じる事ができます。甘すぎない味付けでした。中央に入っているうなぎは、しっかりとしたうなぎで、結構なボリュームがあります。端っこまでしっかりうなぎは入っています。
うまきだけで、うなぎを食べた気持ちになりました。
一点残念だったのは、ホームページの紹介文で、『中は半熟。たまりません』とありましたが、半熟ではなく、しっかり焼かれていました。味、ボリュームが良かったので、半熟を味わってみたかったですね。。。
うな丼とうな重
続いて、メインのうなぎです。セットで、お吸い物、お新香、甘味がついています。
まずは、うな丼です。
アップの写真。
次にうな重です。
こちらもアップの写真。
両方とも、ご飯がうなぎで隠されていて、豪華です。
うな丼とうな重の鰻の大きは、小と中という事で、比較写真
遠近感で、写真ではよく分かりませんね。実際にも、そこまで顕著な差では無いように思いました。ただ、お重に入っているので、うな重の方が高級感はありますね。
早速、うなぎに箸を入れてみました。
蒸し加減が絶妙ですね。ふわっとしていて、うなぎの身をお箸でスパッと切る事ができる柔らかさです。それでいて、口に入れるとうなぎの歯応えが残っています。
味付けは、醤油が濃くて、甘さというより醤油の香ばしさが効いています。上品な味付けですね。
これぞ、関東風200年の伝統です。関西の人にこそ食べて欲しいと感じました。
おまけ:山椒
お店の方が、「山椒が結構ビリビリきますので、ちょっとずつ加えて下さいね」と食べる前に教えて下さいました。
たしかに5cmはなれたところからでも十分いい香りがしました。
まとめ
この記事では、東京の老舗うなぎ専門店「前川」さんのうな丼、うな重について紹介いたしました。さすが、200年の伝統を持ったお店です。絶妙の蒸しで調理された、ふわっと柔らかいうなぎは、絶品でした。関西の方にこそ、この柔らかさを楽しんで頂きたいなと感じました。また、スタッフの方の応対は非常に丁寧で、接客も気持ちの良いものでした。
今回は、「うなぎ坂東太郎」を食べなかったので、次回は「うなぎ坂東太郎」を食べに行きたいと思います。