もくじ
コロナ禍で、家で過ごすことも多くなり、この機会に
「新しいことをしたい」
「今までやりたかったけど、できなかったことをしてみたい」
「昔楽しんだ趣味をもっと本格的にしてみたい」
など、感じられていたりしませんか?
私は昔からモノを作るのが好きで、よく工作していました。そして作りたいなと思っていたものの中に、兜がありました。たまたま、ネットサーフィンをしている中で、兜のプラモデルを見つけてしまいました。
日本の歴史好きの私にとっては、とても気になり欲しくなってしまいました。ということで、購入して作製してみましたので、この記事で紹介いたします。
兜のパーツの名称
作製の前に、兜について知っていた方が、さらに作製を楽しむことが出来ると思いますので、まず初めに兜についてから、始めたいと思います。
ご存知の通り、兜には色々なパーツから成り立っています。ここではまず、パーツの名称とその役割を簡単に紹介します。
立物(たてもの)
兜鉢(かぶとばち)
鉄の兜をそのまま被るのではなく、兜鉢の裏側には、浮張(うけばり)と呼ばれる布や革を浮かせて貼ることで、直接頭が兜に当たらないような工夫がされています。
吹返(ふきかえし)
錣(しころ)
目庇(まびさし)
面頬(めんほお)
「名将兜シリーズ」ラインナップ
今回購入した「童友社」さんから出ている「名将兜シリーズ」は、縮尺1:4のサイズです。ラインナップは、現時点で次の10種類があります。
- 源 義経
- 徳川 家康(南蛮鉢歯朶兜)
- 豊臣 秀吉(一の谷馬蘭之兜)
- 黒田 長政(黒漆塗桃形大水牛脇立之兜)
- 直江 兼続(錆地塗六十二間筋兜)
- 伊達 政宗(弦月形前立六十二間筋鉢兜)
- 源 義家(長鍬形不動明王之兜)
- 織田 信長(大円山筋兜)
- 黒田 菅兵衞(朱漆塗合子形兜)
- 真田 幸村(鹿角脇立之兜))
どれも気になる兜です。
真田 幸村(鹿角脇立之兜(かづのわきだてのかぶと))のレビュー
今回、童友社から販売されています、真田幸村の鹿角脇立之兜(かづのわきだてのかぶと)を購入して作製してみました。
箱とコンテンツ
左が、箱の表紙です。右が箱を開けた中身です。
中を取り出した写真は↓です。
鹿角の部分は金色にメッキがされています。大まかには、色分けされているので、素組み(別途着色などの改造をしないで、そのまま組み立てること)のままでも、それなりの完成度になりそうな印象です。
作製工程
ものを作ったりすることは好きなのですが、そんなに上手く出来る方では無いので綺麗な作り方の詳細はプロにお任せするとしまして、素人なりに気をつけた点は、切り離す時にプラスチックが歪んでしまう点です。
本体から少し離れたところで、切り離して、
白濁したところを、ナイフを用いて切り落とします。
プラモデルを綺麗に仕上げるには、切れ味の良い道具を使うことが重要だと私は感じています。私のオススメは、↓のニッパーとナイフです。
一番大変だったのは、錣(しころ)の紐に当たるパーツを、一つずつ取り付ける点でした。
両面取り付けたものがこちらです。
慣れると、サッサッと出来るようになりました。
完成図
そして、こちらが完成図です。
まずは正面から。
次は、少し引き気味で、正面と少し斜めから。
そして、側面から。
背面から。
最後は、上から。
自分なりには、満足できる仕上がりになりました。
おまけ
今回の作製にあたり、少しだけ工夫したところがありますので、その点を紹介します。
- 六文銭パーツの一部を黒のマジックで着色
- 角の根本を茶色で着色
- 面頬の髭部を白色で着色
- 面頬の歯の部分と、目庇の縁を金色のマジックで着色
- 角の根本を茶色のクレヨンで、着色
以上5箇所が素組みの状態から、改造した部分となります。
まとめ
この記事では、日本の兜のパーツ紹介から始めまして、「童友社」から出ている「名将兜シリーズ」の「真田 幸村(鹿角脇立之兜(かづのわきだてのかぶと))」の紹介をいたしました。
兜好きには、かなり満足度の高い一品ではないかと感じています。素人でも、かなりの完成度になる所が嬉しいですね。
この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。